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12月 30th, 2022:

12月の会場だより

今年も残すところあとわずか。
師走ともなるとデッキを吹き抜ける北風が身に染みます。

猫たちには寒さよけにビニールでゲージを覆い、中にカイロを入れていますが、生身の私たちには辛い季節です。
歩く人の姿も心なしか足早に感じます。

一年を振り返ると、夏頃から学生ボランティア団体「アニマルフォート」のメンバーが会場のお手伝いに来てくれる日が多くなりました。
猫の殺処分0を目指して活動するグループです。
相模原市の行政にも積極的に働きかけ、自らも行き場を失った猫を保護、譲渡しています。その姿は頼もしく、未来に希望を感じます。

コロナが終息した訳ではありませんが、イベントが再開され、デッキは日常を取り戻しつつあります。
様々な人々の集う場所です。
猫たちにとっては決して良い環境とは言えませんが「幸せを手に入れるために我慢してね」と言い聞かせてきました。

顔見知りの方や里親さんが立ち寄って下さり、ひとしきり猫談義に花を咲かせるのも楽しみでした。
募金やフードのご寄付も有り難かったです。

春生まれの子猫たちにも新しい家族が出来ました。
まだ決まっていない子もたくさんいますが来年は良いご縁に恵まれますように期待しましょう。

寒さに震えて過ごす猫たちが無事に冬を越せますように。

本年中のご支援に感謝申し上げます。

来年の譲渡会は1月7日からとなります。

里親さんが決まりました(も中、大福、ほうずき、三日月、しまじろう、太郎、花)

みんな幸せ🍀になるんだよ❗

 

 

2匹一緒に家族にしてもらえました☺️

甘えん坊のもなかくんは少しだけお姉さんの大福ちゃんのおっぱい?をしゃぶっていました。

赤ちゃん気質がなかなか抜けないようです。

大福ちゃんともなかくんを迎えて下さったご家族にとって、2匹は初めて飼う猫たちでした。

猫と暮らす楽しさにすっかり魅了されたらしく、何と!
2ヶ月経たないうちにもう2匹迎えて下さる事になりました。

 

 

 

三日月ちゃんは「猫だよりパート1~2」に登場する小梅ちゃん、虎太郎くん、影丸くんの兄妹です。

小梅ちゃんに新しいお家が出来てからも、遊びたい盛りに遊ばせることもできず、ずっと一匹でゲージ暮らしを続けて来ました。

4兄妹の中では一番警戒心が強く、ゲージから出したら捕まらず、そのまま家庭内ノラになる危険性があったからです。

そんな事情もお話しして、時間を掛けて見守って欲しい
と伝えると「どんな子でも受け入れます」
と仰って下さいました。

ゲージから出て、他の子たちと遊ぶ姿を想像するだけでも胸が熱くなります。

本当に感謝しています。

 

 

しまじろうくんは4匹の子猫を探す過程で出会った猫です

既に子猫ではなかったのですが、ロシアンブルー風の黒豆くん(5月に譲渡すみ)と攻撃性がなく比較的馴れていたので、手術後はリリースせず新しいご家族を探す事にしました。

里親さんは保護の経過を良く理解して下さいました。その上で家族全員で温かく見守って頂いています。

しまじろうという名前もそのまま使って下さるそうです。

 

 

 

 

タロくんとハナちゃんは兄妹です。

迎えて下さった方は14年前、当会から2匹の猫を迎え入れ、最近一匹病気で亡くなりました。

残った猫が寂しくないように高齢の猫を一匹欲しい
とのご希望でしたが、年齢が近いから仲良くなるとは限らず、と言って子猫が一匹だと好奇心が強くて先住猫さんのストレスが増す可能性があります。
むしろ子猫2匹がお互いの遊び相手になり、先輩猫さんのエリアを侵さない方が上手く共存できる場合が多い
と、アドバイスさせて頂きました。

 

 

お届けの日

お気に入りの場所で寝ていた先輩三毛ちゃんが自分から2匹の様子を見にやってきました。

シャア!
と、一声挨拶して、ゆっくり元の場所に戻っていきました。

お気に入りの場所を確保する事で2匹も存在を許されたようで、ゆっくり距離を縮めているそうです。