今年も残すところあとわずか。
師走ともなるとデッキを吹き抜ける北風が身に染みます。
猫たちには寒さよけにビニールでゲージを覆い、中にカイロを入れていますが、生身の私たちには辛い季節です。
歩く人の姿も心なしか足早に感じます。
一年を振り返ると、夏頃から学生ボランティア団体「アニマルフォート」のメンバーが会場のお手伝いに来てくれる日が多くなりました。
猫の殺処分0を目指して活動するグループです。
相模原市の行政にも積極的に働きかけ、自らも行き場を失った猫を保護、譲渡しています。その姿は頼もしく、未来に希望を感じます。
コロナが終息した訳ではありませんが、イベントが再開され、デッキは日常を取り戻しつつあります。
様々な人々の集う場所です。
猫たちにとっては決して良い環境とは言えませんが「幸せを手に入れるために我慢してね」と言い聞かせてきました。
顔見知りの方や里親さんが立ち寄って下さり、ひとしきり猫談義に花を咲かせるのも楽しみでした。
募金やフードのご寄付も有り難かったです。
春生まれの子猫たちにも新しい家族が出来ました。
まだ決まっていない子もたくさんいますが来年は良いご縁に恵まれますように期待しましょう。
寒さに震えて過ごす猫たちが無事に冬を越せますように。
本年中のご支援に感謝申し上げます。
来年の譲渡会は1月7日からとなります。