今年も子猫の季節がやってきました。
私たちはブリーダーではありませんから、
毎年この時期には「今年は子猫見ないね。少なくなったね。
そのために成猫の不妊、去勢手術は重要です。
しかしどうしても捕獲器に入らない猫や、
生まれてしまった子猫については、
数をコントロールする事は、
しかしその為には、
その時期が遅くなる程、子猫の人への馴化は遅れます。
生後2ヶ月位でももう立派なノラの子です。
動きは俊敏で、敵意を剥き出しにし「シャアシャア!バシッ!」
性差は関係ありません。
理想を言えば生後1ヶ月過ぎ、
しかしそれは私たちの都合です。
母猫の気持ちになって考えてみると…
♀は妊娠すると大きなお腹を抱えて、安全に出産、
生後1ヶ月過ぎ、
と頭を悩ませることになります。
複数の猫が同時に出産するシーズンには餌場の取り合いになること
一腹の子猫が首尾よく保護された後、
というのはよくある光景です。
信頼していた餌やりさんのところへ
「この子たちのご飯をお願い!」と紹介したとたん、
子猫の入った捕獲器の上に乗り、
最近知人から驚くべき話を聞きました。
餌やりをしていた♀猫が4匹の子猫を産んだので、
そのやり方が凄いのです。
家の側の梅の木からベランダに移り、
我が子がこれから幸せになるための善意の保護か?
それとも死んでも構わないという悪意の遺棄か?
母猫にとって、それは知るよしもないことです。
猫が捨てられるある場所には、
餌はやっても母猫の手術は出来ない、する気がない
或いは餌もやっていないのに勝手に物置で子猫を産んだ。
とでも考えたのでしょうか!?
言葉の通じない悲しさですが、親子を引き離す時は「安心してね。
と伝えています。
そして手術の終わった母猫には「もう子育てに悩む事はないのよ。
お母さんとの約束を果たす為にも、
そしてお母さん猫に何度も悲しい子別れを体験させないために是非
2匹の子猫の遊びを見守るお母さん
まだまだ気は許せません
こんな風に親子で保護することもあります。
手術すみのお母さんに甘える2ヶ月半の子猫
もうおっぱいは要らないんだけど、ときにはこんな時間も。
普段はおとなしいお母さんで3匹の子猫はゲージの外で遊んでいま
しかし、一旦子猫が入ると外敵(私)に対して警戒モードとなり、